2017年11月、小学6年女児の自殺という悲しいニュースがありましたね。
市の審議会でいじめと自殺に関連性があることが結論付けられました。
コンビニ店員にいじめを訴えるとはどういうことでしょう?
他の誰にも言えなかったんでしょうか?
女児はどんないじめをうけていたのでしょうか?
気になることを調べてみました。
事件の概要
やはりいじめによる自殺だったんですね・・・。
小学生が自ら命を絶つなんて、悲しすぎる現実ですね。
事件の詳細を見てみましょう。
埼玉県鶴ヶ島市の住宅で小学6年の女の子が自殺した問題で、市の審議会は、女の子がいじめにあっていたと結論付けました。
去年11月、鶴ヶ島市の住宅で、この家に住む小学6年の女の子(11)が自殺しました。
市の審議会が27日、教育長に提出した調査結果によりますと、女の子(11)は去年9月ごろから、ほかの児童から悪口を言われたり、お菓子を買わされたりしていたということです。
審議会は、女の子がいじめにあっていたと認定したうえで、「自殺との関連性が認められる」と結論付けました。
TBSNEWSより引用
悪口だけじゃなく、カツアゲのようなことまでされてたんですね・・・。
最近の小学生は恐いですね。
亡くなる直前の11月15日には、女児2人のうち1人に「自殺したい」と告げると、通話アプリ「LINE」で自殺に追い込むようなやりとりがあった。同日にはまた、コンビニでお菓子などを買わされ、店員に「いじめられている。意地悪をされている」と泣きながら話したという 。
読売新聞より引用
店員さんに訴えるくらい切羽詰まっていたんですね。
ご家族の事はあまり情報がありませんが、何をしていたのでしょう?
女児はどんないじめを受けていた?
いじめが始まったのは、女児が小学校5年生の9月頃からのようです。
悪口や、ばい菌扱いなどのいじめに対し、担任が児童に指導したそうです。
6年生のクラス替えでいじめは落ち着いたように見えたんだとか・・・。
しかし、そうではなかったようです!
クラスの女子2人からのいじめは続いていました。
悪口やばい菌扱いでは足りず、金銭の絡んだいじめが始まったんです。
筆箱や定規などの文房具を買わされたり、カラオケの代金や飲食代を払わされたり・・・小学生のいじめとは思えませんね。
自殺の2日前にはコンビニでお菓子を買わされています。
このいじめていた女子2人は今いったい何を思っているのでしょうか?
コンビニ店員にSOS!!
自殺の2日前に訪れたコンビニ店員に
「いじめられている。意地悪をされている」
と、泣きながら訴えたそうです。
必死のSOSも叶うことなく、女児は自殺してしまいました。
コンビニ店員さんも後悔ばかりが残っているのではないでしょうか。
あの時話を聞いてあげれば・・・あの時助けていたら・・・と。
実際に自分がコンビニ店員だったとしても、同じ結果になった気がします。
知らない女の子に、急にそんな風に言われても、まず信じてあげられるかどうかも怪しい気がします。
でも、それでも見ず知らずのコンビニの店員さんに言うという事は、最後の賭けだったのかもしれませんね。
誰にも相談できなくて、余程追い詰められていたのでしょう。
女児の気持ちを思うとやるせない想いでいっぱいです。
女児の家族は?
女児の家族についての情報はほとんどありませんでした。
家族へいじめの相談などはなかったのでしょうか?
家族ではなく、コンビニ店員にSOSを発信したことを考えると、家庭環境に何か問題があった可能性もありますね。
家族が気付いて、何か対策をとっていれば・・・と考えずに居られませんね。
ネットの反応
店員の人に思わず話してしまうほど辛かったんだと思う。加害者の子が今もなにごともなかったかのように生活できているのが許せない。
いじめる側の子供たちって、けっきょく親の価値観でそういう人間に育ってる。家庭の責任だと思う。
法改正の時期なのかもしれない。
立派な殺人事件だと思う。
この女の子、ほんとに追い詰められていたんだね。そう思うとほんとに悲しい。
自分がこの店員さんだったらよかったなって思う。
とりあえず話を聞いて学校や警察に通報していたかな。これで救えたかは分からないけど女の子のご両親がまともな方だったら女の子の逃げ場所を作ってあげられたんじゃないかなって考えてしまう。
子どもがどこでも助けを求められるような日本になってほしい。
いじめのやり方も昔と変わってきたな。
携帯のSNSで追い込まれるとなると、なかなか外部は見つけにくいね。
小学生のうちからスマホを持ってLINEで虐め・・・。コンビニ店員の人が、今一番、助けてあげられなかったことを悔やんでると思う。
勇気を出して大人に話したのに、何ともならなかったこのこの気持ちを考えると、気の毒でならない。
sosを必死で泣きながら、サイン出したのに、誰も救わなかった。本当に悔しくて悔しくてたまらんよ。大事な命、たった1つしかない未来を、小さな子が、自分で、閉じてしまった。いじめをやった人間を私は、知らないが、絶対に許さない
もし、今回のケースのように、子どもからSOSが出された場合、大人はどうするか広く知らせるべきなのでは?いじめって、学校と家庭だけが取り上げられるけど、コンビニやスーパーなどの定員や習いごとや塾の講師など、子どもと関わる機会がある大人は、子どもを守る知識を身につけるべき。子どもの味方ができる大人を一人でも増やさないといけないと思う。
いじめに対する厳しい意見が多い中、コンビニ定員に対しての少し厳しい意見があり驚きました。
今の世の中では、今回のコンビニ店員さんと同じような対応になるのではないかと思いますが、「私なら救えた!」という意見もありました。
こういう場合に備え、生活の中でもっと子供と関わる世の中になってほしいという意見も多く見られました。
本当にその通りですよね。
誰でもいいので、誰かが救えたら、女児も命を落とすことはなかったです。
いじめはもちろん許せませんが、子供の過ちを、大人がどうにか助けて、正してあげられる世の中にしたいですね。
女児のご冥福をお祈りします。