近年、女性刑務官の離職率が上がり、人手不足だそうです!
刑務官に憧れて、試験を受けて、夢が叶っても3~4年で離職してしまう現状。
その理由は、高齢化による介護問題!!
刑務所と介護とは無縁な感じに思いますが、これが大変な問題となってます!!
高い離職率!!
近年女性刑務官の離職率が上がり、人手不足が深刻化しています。
刑務官に憧れて、試験を受けて夢が叶っても、3~4年で離職してしまう現状。
3年未満での離職率は4割以上に上るんだとか・・・。
出典:fnn-news
仕事のノウハウの蓄積と伝達がままならないなど、刑務所側の悩みは尽きないようです。
国家公務員で安定している職業で、人気が高そうに思いますが・・・。
いったいどうして辞めていくんでしょうか??
刑務所内での介護問題とは?
近年刑務所内で高齢化による、受刑者の介護問題が大きな問題となってきています。
出典:fnn-news
岐阜県の笠松刑務所が特集されていました。
450人の女性受刑者が収容されているそうですが、65歳以上が2割、最高齢は86歳。
思ったより高齢化が進んでいて衝撃です!
歩行がままならない、食事が1人では難しい、夜間のトイレなどの、日常的な動作でも介助を必要とするそうです。
近年では、刑務官の仕事内容が変わってきたと言われています。
その変わった内容というのが、介護ですね。
出典:fnn-news
細川隆夫所長も、「寝たきりになった受刑者を誰が介護するのか?」と近い将来起こるであろう問題に悩まされているそうです。
集団行動の刑務所の中で、介護が必要な受刑者が増えるというのは本当に深刻な問題です。
それを刑務官が全て賄うというのは難しいですね。
では、今後もっと増えるであろう高齢な受刑者に対して、どういった対策を取っていくのがいいのでしょうか??
受刑者の高齢化対策
介護は受刑者同士で
岐阜県の笠松刑務所では、2年前から介助受刑者を決めて、受刑者同士で介護させる取り組みを行っているそうです。
出典:fnn-news
介護訓練を行った受刑者が交代で介護にあたっているんだとか。
民間への業務委託
2010年より、一部の業務を公共サービス改革法に基づいて、民間へ業務委託を始めました。
笠松刑務所では、民間の警備会社へ運動中の見守りなどをお願いしているそうです。
出典:fnn-news
この他にも、他刑務所の男性刑務官の応援を頼んだり、介護福祉士の資格を持つ非常勤職員に来てもらうなど女性刑務官の仕事の軽減を工夫されてました。
このおかげか、ここ2年での新人職員の離職はなくなったんだとか・・・。
できる範囲での業務委託や、受刑者同士での介護などすごくいい案ですよね!
こういう動きが広まって離職を防げたらいいですね。
ネットでの反応
「更生じゃなくてただの介護だな。初めから介護職やるよりギャップでキツそう」
「若い受刑者に面倒見させることは出来ないの?職業訓練にもなるじゃん」
「介護士も採用すればいいかもしれませんね。一般の介護職より給与もよく、安定があれば来てくれるんじゃないでしょうか。」
「通常の勤務に加え高齢受刑者の排泄介助までやらされるのだろうか?仮にそこまでしなくとも高齢受刑者の面倒まで見させられるなら離職していって不思議はないし割に合わないと思う。本当にどうにもならない。」
YAHOO!ニュースより引用
やはりネットでも離職に納得する声が多かったです。
あとは、似たような改善策を考えている方もおられました!!
笠松刑務所のような動きが増えて、女性刑務官の離職防止になることを期待します!